飯倉 大樹
Hiroki Iikura

2007シーズンにJリーグ初出場を飾った、横浜F・マリノス生え抜きの守護神。

元フィールドプレイヤーという経歴を伺わせる正確なキックと守備範囲の広さ、そして気迫のこもったコーチングとセービングが武器。また、GKにしては小柄な方だが、それを補うアジリティーやジャンプ力も備えている。

小学校時代まではFWで、中学に入ってからGKとしてもプレー。横浜F・マリノスJr.ユースに進んでからGK専任となったが、ユース時代は同僚である内藤友康の控えに甘んじた時期も多かった。だが、トップチーム昇格後は、榎本哲也とレギュラー争いに勝利する形で2010シーズンはリーグ戦全試合に出場。翌季もポジションを確保し、シーズン前半戦ではチームにおけるMVP級のパフォーマンスを連発。一気に評価を高め、一部から「代表入り」の期待が叫ばれるほど躍進した。