渡邉 千真
Kazuma Watanabe

日本サッカー界にとっても希少な正真正銘の“リアルストライカー”。

国見高校時代に平山相太と2トップを組み2003年の高校選手権に出場、2004年にはベスト4に輝いている。早稲田大学に進学後も2006,2007年に関東大学サッカーリーグ得点王に輝いている。

大学卒業後は横浜Fマリノスへ加入、1年目の2009年に13得点をあげJリーグ新人賞に輝いた。ただ、安定感や決定力の面では課題があり、木村和司政権下の2010シーズン以降はなかなか期待に応えられず、ベンチ外も味わい、精神面から徹底的に鍛え直された。

国見高校時代から難しい態勢や遠距離からでもゴールを狙う、得点意識が高くシュートの力もある選手で、左右両足、ヘディングを巧みに使い分け、シュートバリエーションも豊富。観客を魅了するような魅せ技はないが、ポストプレーが上手く、ハンドオフの使い方、トラップからのボールの置き方も巧みであり、スムーズにシュートまで持っていける才能は日本最高峰にある。そうした面では万能型ストライカーとも言えるか。

ちなみに、兄の大剛も京都などで活躍するJリーガー。