古部 健太
Kenta Furube

高卒時にサッカーも一時断念しようか悩んだ選手であるが、大学で頭角を表す。大学ではFWを務め、50mタイムは5秒9というスピードをいかし1.5列目からDFラインの裏へ抜け出すタイプである。

足元の技術や得点力、サイドに流れすぎることを監督や本人が課題と語っており、マリノス入団時にはMF登録となった。2006年にU-21代表へ選出されるまで世代別代表経験が全くなかったことで少し話題になった。

2012年の長崎では右サイドバックを経験し、J2での戦いとなった2013シーズンには左のウイングバックのレギュラーとして活躍。チーム最多の8アシストをマークするなど、いよいよサイドが主戦場に。

2014シーズンはバックラインに負傷者が多数出たこともありストッパーで起用される様になるなど、毎シーズンの様にポジションを下げついにセンターバックになったが、守備だけでなく左サイドのMFとコンビネーションをもって崩すことも期待されている。本人はセンターバックとしてやっていくには「跳ね返す力をもっとつけないと」と語っている。