川又 堅碁
Kengo Kawamata

U-18、19代表、フル代表経験を持つ強靭なストライカー。

強さと高さがあり、シュートを積極的に狙っていく日本人らしからぬストライカータイプ。左足のシュートセンスとヘディングなどボックス内で強みを発揮する。「ずばぬけた身体能力や技術はないが、すごく気持ちを感じさせてくれる」として同じ左利きの元スペイン代表FWラウールを目標に掲げている。

小松高校2年時に強化指定選手として地元の愛媛FCでプレーし、Jデビューを飾る。高校卒業後はアルビレックス新潟へ加入。ブラジルでの武者修行を終えた、2012年にファジアーノ岡山へローンに出されると一躍ブレイク。J2で18得点を叩き出し、点取り屋としての才能を覚醒させる。満を持して新潟へ復帰した2013年もJ1で23ゴール（得点ランク2位）と爆発。優秀選手とベストイレブンに選出されるなど、J屈指のストライカーとしての評価を確立させた。

W杯メンバー入りを推す声も高まるなか迎えた2014年だったが、焦りもあったのがブレーキとなり結局メンバー入りならず。8月に名古屋グランパスへと移籍した。

2015年3月、ハリルホジッチ新体制となった日本代表で当初はバックアップメンバーだったが、小林悠の負傷により追加招集。チュニジア戦で代表デビューを果たすと、カザフスタン戦では初ゴールもマークした。