輪湖 直樹
Naoki Wako

2008年にJ2・ヴァンフォーレ甲府でプロデビューしたDF。

スピードを生かした積極果敢な攻撃参加と、精度の高い左足のクロスが武器の攻撃的な左サイドバック。ボールタッチが繊細でドリブルの能力も高い。果敢で闘志がある一方、リスクを冒さず大事にいきすぎるところもある。

U-12から育った柏でのトップ昇格はならなかったものの、甲府では1年目からポジションを獲得する活躍を見せ、2009年1月にはU-20代表へ選出された。左利きではあるがチーム事情から右サイドバックでも起用された。だが2年目には出場機会が減り、徳島ヴォルティスへ移籍。ここでも西嶋弘之の加入などで出場機会が得られなかった。

2012年に水戸ホーリーホックへ移り、2014年には古巣の柏へ復帰。プロ7年目にしてJ1初挑戦となった。初年度は橋本和の牙城を崩せず4試合の出場に留まったが、2015年はその橋本が浦和へ移籍。U-22代表DF山中亮輔とのレギュラー争いに注目が集まる。

得点力のない選手だが2015年のACL第2節、山東魯能戦の後半アディショナルタイムに値千金の決勝ゴールを決めている。

スパイクはPUMA エヴォパワー 1.2紺。