高木 純平
Junpei Takaki

中学、高校の6年間を清水エスパルスの下部組織で過ごし、2001年にトップチームへ昇格したチーム屈指のマルチロール。

機動力に優れ、切れのあるドリブル突破をベースにしながらパスを回していくプレーが得意。元々は中盤の攻撃的な選手だったが、チーム事情の中で両サイドバックやボランチでも起用され、いずれのポジションでも自分の持ち味を武器に堅実なプレーを披露。バックアッパーとして重宝されている。

2005年から6シーズンに渡ってチームを率いた長谷川健太時代には先発としても活躍。2006シーズンにはJ1で自身最多の26試合に出場した。この頃から髪型が徐々に長めになっていく。

2010年7月にコンサドーレ札幌へ移籍すると、2004年に清水でも指揮を執った石崎信弘監督のもとで攻撃を組み立てる役割を担った。翌2011シーズンは札幌へ完全移籍し、自身初の一桁である7番を背にチームの主力として奮闘。4年ぶりのJ1昇格に貢献した。

札幌ではGK、CB以外のあらゆるポジションで起用されるなど、ユーティリティ性をいかんなく発揮。ただ、一年での降格を余儀なくされたこともあり、2013年に清水へ復帰している。

清水では高木和道、高木俊幸＆善朗らとチームメイトになっているが、他が「たかぎ」であるのに対し、高木純平は「たかき」。出身地の熊本に多い姓のようだ。ちなみに、清水ユースの後輩で2014年にトップ昇格したGK高木和徹は「たかぎわ とおる」。