山本 真希
Masaki Yamamoto

女性と間違えてしまいそうな名前からは想像できない、ハードワークと卓越したテクニックを持ち合わせたセンターハーフ。高い攻撃センスに加え、無回転系の強烈なミドルシュート、中盤ならどこでもこなすユーティリティー性が光る。

ジュニアユースから清水エスパルスでプレーし、ユース時代の2005年、17歳7ヶ月13日でトップデビューを果たすなど（当時のクラブ最年少出場記録）若くして期待され、「Mr.エスパルス」を継ぐことが期待された。しかし、何でもこなせる分器用貧乏かつ消極的な姿勢で調子を落とし、ゴトビ監督のもとではサイドバックでも試されたがうまくいかず、2012年にコンサドーレ札幌へ移籍。1年後には川崎フロンターレへ加入した。

川崎では中盤の黒子役としてボランチのレギュラーを掴み、チームのリーグ3位に貢献。ただ、試合展開に呑まれがちでメンタル面の弱さものぞかせている。

日本U-14～20代表経験を持ち、2005年、2007年のワールドユースではともに最終候補に残ったが、大会メンバーには残れなかった。