川口 能活
Yoshikatsu Kawaguchi

全身全霊を込めたプレーを身上とする、かつては日本最高峰の守護神と呼ばれた生ける伝説。

スランプの時期には信じられないようなミスを連発することもあるが、研ぎ澄まされた集中力が臨界点に達すれば「ゾーン」に突入したかのような神がかり的なゴールキーピングを見せ、ゴールを封印する。

その神通力でアジアカップやワールドカップでビッグセーブを連発。数多の伝説を残してきた。特にジーコ時代の2004年アジアカップ準々決勝のヨルダン戦では、PK戦で2連続のセーブを見せて絶体絶命の状況を救った。

2010W杯では出場こそなかったが日本代表のチームキャプテンに就任。元々は尖った性格であるともいわれていたが、海外移籍での失敗や大怪我などを乗り越えて丸くなったのか真の意味で頼れる先輩となり、裏方としてチームを支えた。

実は以前からキャプテンをやりたがっていたことでも知られており、2002年当時のトルシエジャパン時に自ら立候補しているものの、当時は楢崎の控えだったこともあり選ばれなかった。

田中誠と仲がよい。