萬代 宏樹
Hiroki Bandai

ベガルタ仙台史上初の高卒ルーキー開幕戦デビュー＆元・J2史上最年少得点記録者。

長身痩躯のストライカーで単純な競り合いやボディコンタクトはそれほど強くないが、サイドなどに開く広い動きやスピードを備えており、ゴール前に飛び込んでのヘディングも武器。味方を生かすより生かされるタイプの選手といえる。

デビュー当時は終盤に投入されて得点を奪うスーパーサブとして有名で、試合終了間際になると「萬代の時間がやってきました」と実況されるほどであった。

2007年にJ2で40試合出場14ゴールを記録し、翌2008年、ジュビロ磐田へ移籍。ただ、J1では思うようなプレーができず、以降はJ2のサガン鳥栖、ザスパ草津、そして2012年からは東北へ戻りモンテディオ山形に所属。

2014シーズンはチームのJ1復帰に貢献したほか、決勝まで進出した天皇杯でも活躍。2015シーズン、磐田時代以来となるJ1の舞台で“リベンジ”を目指す。