田口 泰士
Taishi Taguchi

ドラガン・ストイコヴィッチをして「まるでチャビのようだ」と言わしめた、テクニカルなミッドフィルダー。

優れたボディバランスと巧みなボールコントロールを駆使してボールを収め、そこからセンス溢れるスルーパスを放つ形が十八番。また、ワンタッチプレーの精度も高く、中盤であればどこのポジションでも遜色ない働きを見せる賢さあり。

名古屋グランパスに加入する前は、前目のポジションでプレーする選手だったが、2012シーズン辺りからセントラルミッドフィルダーやアンカーのポジションで起用されるようになり、才能が開花。簡単にボールを奪われない抜群のキープ力とシンプルかつ効果的な組み立て、そして、機を見た攻撃参加を武器に、シーズン中盤戦からレギュラーポジションを掴んでみせた。

U-16代表歴があり、U-15フランコ・ガッリーニ国際大会ではユヴェントス相手に2得点を含む3得点を上げて大会MVPに輝いている。

ロンドン五輪世代。