高木 和道
Kazumichi Takagi

日本代表歴のある長身センターバック。

2000年に大学を中退して清水エスパルスへ入団。長身を生かした空中戦に絶対の自信を持つCBだったが、ヴィッセル神戸へのレンタル移籍から復帰した2005年にボランチを経験したことで選手として一回り成長。抱えていた不安定感も影を潜め、4バックのセンターを務めるに相応しいスタイルを手に入れた。

清水では2008年にキャプテンを務め、A代表にも初参加。2009年にガンバ大阪へ移籍すると2011年まで所属し、本職のセンターバック以外にも欠場者が出た際には両サイドバックでの起用にも応えた。シーズン終了後には出場機会を求めてヴィッセル神戸へ移ったが、ガンバ大阪時代でのプレーを評価するサポーターは多い。

出身は滋賀県の野洲市。野洲高校が当時は強くなかったため、現在その最大のライバルとなっている草津東へ進学した。2年生の時に主将の欠場により急遽出場機会が転がり、全国選手権に出場。3年生時にも同大会に参加し、（センターバックのパートナーの二人は1年生という不安があるなか）3バックを見事に統率した。

ちなみにゴルフの腕前はガンバのチームメイトから一目置かれるほど。