大塚 翔平
Shouhei Otsuka

ガンバユース時代には指導していた松波からも熱い期待寄せられた、ポテンシャル豊かなストライカー。

その思いは首脳陣も同様で、彼をトップチームに引き上げた当時、西野朗も「大迫に匹敵する素質を持っている」と太鼓判を押していた。

そのプレイスタイルは、「目標とする選手はベルバトフ」と挙げていることも頷けるように、ボールを引き出す能力や周囲をプレーし易くするお膳立ての巧さが特長的で、中盤での起用にも応える。

しかし、日本人FWの悩みとも言うべき利他的プレイ中心になる現象が目立ち、ゴールから遠ざかってしまうことも少なくないのが課題。ゴール前での怖さやもっと結果に貪欲になる意識も必要だろう。

2009シーズンの第2節でJリーグデビューを果たし、2011シーズンにはプロ初得点もマークしたが、ガンバ大阪では結局継続的に出番が与えられる状況にはならず。2012年途中にジェフ千葉に移籍し、J2で台頭した。