藤本 康太
Kota Fujimoto

周囲が羨むほどの身体能力と守備的なポジションならどこでもこなせるユーティリティー性を兼ね備えた、元U-18～21代表DF。TBSによる愛称は「クイックワイパー」。

上述の通り、フィジカルの塊のような選手で、身体能力を活かした空中戦での強さ、運動量、スピードなどを武器としているが、ロングフィードやミドルシュートなど技術面も及第点以上。

熊本国府高等学校卒業後、2005年にセレッソ大阪へ加入。当初はボランチを主戦場としていたが、同年の最終節では出場停止となったブルーノ・クアドロスに代わってセンターバックとして出場するなど、ディフェンダーとして成長。サイドバックやウィングバックなども経験し、ユーティリティー性を伸ばした。

ちなみに、2010年に行われたナビスコカップ第5節では、チームが交代枠を使い切った後にGKのキム・ジンヒョンが退場してしまい、急遽臨時GKを務めたことがある。

2013シーズン、山下達也とのセンターバックは安定感抜群で、チームのリーグ4位に大きく貢献。失点はリーグ3番目の少なさで、前年から21も減らすことに成功している。