高橋 義希
Yoshiki Takahashi

U-21日本代表経験を持つ多彩なボランチ。

的確なポジショニングで味方からのパスを引き出し、そこから安定したパスワークとドリブルでリズムを作るプレーを得意とするが、前線に飛び出しての無回転ミドルシュート、正確なセットプレーなど多彩な攻撃能力を誇る。また、ダブルボランチで起用される際には、相手のプレースタイルによっては守備的に振る舞うことも出来、守備面でも計算が立つプレーヤーとも言える。

2004年に高橋の地元である長野県にある地球環境高校を指導していた松本育夫監督に見出される形でサガン鳥栖に入団。札幌戦で逆転ゴールを叩き込むと、高卒ルーキーながら以降はレギュラーに抜擢され、2005年にはクラブ史上初となる（U-21）日本代表選手にも選出。名実共にサガン鳥栖の顔となり、翌年には20歳という若さながらキャプテンにも就任した。

だが、ステップアップを図って2010年に移籍したベガルタ仙台では2シーズン連続でレギュラーポジション確保には至らず、2012年には古巣であるサガン鳥栖に期限付き移籍で舞い戻った。