池田 圭
Kei Ikeda

2007年のユニバーシアード日本代表。流通経済大時代に全日本大学選抜や関東大学選抜の経験もあり、2009年にJ2・サガン鳥栖へ加入した。

サガン加入時、公式サイトには『タイミングの良い動き出しと高い運動能力を生かし、ゴールを奪うストライカー。チームために献身的にプレーをし、攻守にわたり貢献度の高い選手。』と掲載されている。

デビュー当時からプロでも十分通用する厚みのある体をしており、ボールを持ってからの個人能力の高さにも目を見張るものがあった。一方、スペースがあればスピードを発揮するが狭い距離での俊敏性は高くなく、攻守の切り替えの遅さも露呈。流れのなかでは消えやすく、ボールの引き出しにも磨きをかける必要があった。途中交代させられるケースも多く、1試合戦いぬく体力も足りていなかったのである。

それでもプロ2年目当時、監督を務めていたユン・ジョンファン監督は「ファイト溢れるプレーはチーム1」と評するなど懸命な努力により献身的な力を身に付け、2011シーズンは主にトップ下としてサガンのJ1昇格に貢献。以降、J屈指のハードワーカーとして豊田を1列後方からサポートしている。

なお、ディエゴ・ミリートに憧れて背番号22を選んでいるとのことだ。