木島 良輔
Ryosuke Kijima

帝京高校在学中は10番を背負ってエースとして活躍、全国高校サッカー選手権準優勝に導いたドリブラー。卒業後に練習参加を経て横浜マリノスに入団した。2000年にレギュラーを獲得したがしばらくして出番を失い、2002年に大分トリニータに期限付き移籍した。

J1昇格を成し遂げたものの、その年限りで一旦契約が更新されず放出される。しかし10月になって再契約が決定して復帰、怪我が多くシーズンを通して活躍できなかったものの、2004年にはJ初ゴールを奪取するなど存在感を見せ、2005年まで所属した。

東京ヴェルディを経て2008年にJ2参入直後のロアッソ熊本に入団。初期のクラブを支える活躍を見せ、2009年は初めて2桁ゴールを獲得することに成功した。

その後活躍の場をJFLに移し、町田ゼルビア、松本山雅でプレー。弟に当たる木島徹也と同僚となった。

2012年4月中旬、突如練習に1週間参加していないという報道がなされ、退団が噂されたが、実際はチームで禁止されていた喫煙が発覚し、謹慎を言い渡されていただけであった。

酒、喫煙、パチンコ、練習の遅刻、欠席で話題になることが多く、やんちゃなイメージがついているが、才能は確かなものでドリブルという飛びぬけた武器に様々なチームを渡り歩くジャーニーマン。

2014年12月にはJ2・J3入れ替え戦AC長野パルセイロ戦でゴールをあげこの1点を守った讃岐がJ2残留を決めた。奇しくもその日は帝京高校時代の同僚中田浩二が引退した次の日でもある。