金崎 夢生
Mu Kanazaki

フットサル時代に培った高い技術を持つ、日本屈指のペネトレイター。

プロ入り前はボランチを主戦場とする選手であったが、ルーキー時代から寵愛したシャムスカ監督が攻撃的な位置で起用したことで、眠っていた攻撃センスが開花。Jリーグに旋風を巻き起こした、“シャムス・チルドレン"の筆頭として勇躍した。

2010年には大分のJ2降格が起因となり、数年前から声をかけてもらっていた名古屋へ移籍。切れ味鋭いカットインと長い距離をドリブルで持ち運べる走力を活かすために、ストイコビッチが敷いた4-3-3では主に両ワイドを任された。

課題は波のある決定力とシュートバリエーションの少なさで、相手守備陣に驚異を与えるレベルまでには至っていない。

名古屋と契約が切れた後、ドイツへ渡りニュルンベルクと契約。清武弘嗣のチームメイトとなったが、序盤に与えられたチャンスを生かせずすぐに契約解消。その後1シーズン半、ポルトガル2部で結果を残し、2015年にJリーグへ復帰した。

2015年11月、5年ぶりに代表に招集されると、シンガポール戦で代表初ゴールを決めた。この試合では1トップとして起用された。