高松 大樹
Daiki Takamatsu

谷間世代と言われた、2004年アテネ五輪代表メンバーの一人で、世界レベルを目の当たりにし、屈辱を味わったが、2006年にはA代表に選出されるなど、地道にステップアップを果たした。

元々はセンターバックの選手だったが、高校時代にFWへコンバートされたことで才能が開花。

スピード感やクロスボールへ飛び込む鋭さはないが、日本人には少ない、ハイボールへの対応、ポストプレイを得意にするタイプのFWで、ゴール前ではアクロバティックなシュートも難なくやってのける。

また、若手の頃は、ボックスストライカーのイメージが強かったが、ウェズレイとコンビを組んでいた時期は、彼に触発されたのか、PA外での仕事も積極的に行うなど、プレイの幅が広がった。だが、2006年以降は足首の故障という持病に悩まされている。

「Mr.トリニータ」と呼ばれ2011年にFC東京へ在籍した以外はトリニータでプレー、キャプテンなども務めていた時期が長い。