東 慶悟
Keigo Higashi

大分トリニータ下部組織から昇格したマルチロール型MF。

カカやジダンを憧れの選手としていたように、得意なプレーは正確な右足を用いたパスやプレースキックのように見えるが、献身的な動きやスペースへの抜け出しなど、黒子としても活きることが出来ることやプレスを怠らないといった地味なところでのセンスが光る。

また、プロ入り当初の本職はボランチだったが、大分ではトップ下、フォワード、サイドでプレーし、U-21日本代表でもトップ下と攻撃的ポジションで起用されるなど、複数ポジションをこなせる。2013年5月に日本代表初招集。

2009シーズンに大分トリニータU-18からトップチームへ昇格。8月1日の名古屋戦では途中出場を果たすと、降格ロード真っ只中を進むチームを勇気付ける、ロスタイムでの逆転弾を叩き込むなど、高卒ルーキーとは思えぬパフォーマンスを披露。翌季には、11月に行われたアジア大会でU-21日本代表として金メダルに貢献するだけではなく、J2通算9000ゴールも記録。その後、大宮アルディージャ、FC東京と移籍を果たした。

尚、刀根亮輔選手とは年齢が違うものの小学校時代からプロまで同じチームでプレーしてきたという。