レアンドロ
Leandro Montera da Silva

5つのJクラブでプレーした経歴を持つ、ブラジル人ストライカー。

スピードを活かして裏に抜け出す形を十八番としているが、技術も高く、個人技で敵陣を切り崩すプレーも得意としている。性格は大人しく、礼儀正しい。

コリンチャンスの下部組織時代を経て、2000年にナシオナウへ加入。しかし、そこでは出場機会を得ることが出来ず、2005年にはサンパウロへレンタル移籍。だが、この移籍も上手くいかず、同年には、さらに、レンタル移籍で大宮アルディージャへ加入した。

来日初年度の成績は7試合で1得点と満足いくものではなかったが、日本での活躍が認められる形で翌年に所属したモンテディオ山形で大爆発。J2ながら23得点と、チームの決定力不足を吹き飛ばす結果を挙げると、2007年にはヴィッセルへ。32試合で15得点8アシストと攻撃の軸として貢献し、翌年には完全移籍で再加入。度重なる怪我に見舞われたが、25試合7得点という成績を収めた。

その後、2009年にはガンバ大阪へ移籍。ここでも長期離脱を経験したが、クラブ新記録となる公式戦9試合連続得点、J1リーグ戦でも6試合連続などインパクトを残すなど、なかなかの活躍を見せた。

だが、2009年8月には推定違約金7億5000万円でカタールのアル・サッドへ。「中東マネーを取った」と一部からは冷ややか目で見られたが、カタールリーグやACLで大活躍。途中、ポジションを奪われて出場機会を失いかけるが、2012年6月、不振にあえぐ古巣ガンバ大阪に電撃復帰。3カ月間という短期間でのレンタル移籍だったが、すぐさまチームにフィットし、8月のコンサドーレ札幌戦ではハットトリックを達成。チームは無念の降格となったが、Jリーグでもトップクラスのストライカーであることを証明してみせた。

アル・サッド復帰を経て2014年シーズンからは柏レイソルへ移籍。やや適応に手間取ったが、シーズン二桁得点はしっかりマークした。

スパイクはPUMA エヴォスピード 1.3ピンク。