ハリス・セフェロヴィッチ
Haris Seferović

ルツェルンやグラスホッパーのユースで育成された本格派のストライカー。両親がボスニア・ヘルツェゴヴィナ人で、自身は幼少期をスイスで過ごしたことから、どちらの国のユース代表でプレーするか選択を迫られたが、スイス代表を選ぶ。

ユース出移籍時の2009年4月のザマックス戦でプロデビューを果たすと、同年11月にはシャッピ、シュピーゲルと共にトップチーム昇格を果たす。またこの年にはU-17スイス代表として、ナイジェリアで開催されたU-20W杯に出場。大会5ゴールをマークし得点王を獲得、優勝の立役者となった。

U-17W杯での活躍がスカウトの目に留まり、09/10シーズン冬のメルカートでフィオレンティーナへ移籍。まずはプリマヴェーラでのプレーとなり、2010年のヴィアレッジョ国際トーナメントに出場した。10/11シーズンはコッパ・イタリアでの出場を果たす。

2014年のW杯ブラジル大会では、1トップを採用するチームのなか、カウンターやDFの裏を狙うことに長けたドルミッチと、ポストワークのセフェロヴィッチでポジションを争った。