フアン・イトゥルベ
Juan Manuel Iturbe Arévalos

左足とテクニックに優れ、南米時代には「パラグアイのメッシ」「グアラニのメッシ」と呼ばれ、右サイドからのアグレッシブなドリブル突破と、パンチの効いた左足を武器とする武器のウインガー。

欧州初挑戦となったポルトではインパクトを残せなかったが、13/14シーズンにローン加入したセリエAのエラス・ヴェローナでは、ブラジル出身のイタリアU-21代表MFジョルジーニョとともにブレイク。シーズン前半戦、6位と躍進したチームの原動力となった。

【移籍を巡るトラブル】
2010年9月、17歳時の同シーズンからキルメスへ移籍したが、古巣セロ・ポルテーニョが同選手の所属は自分達にあると訴え、FIFAは18歳になる来年6月4日まではキルメスと契約できないとの見解を示した。

これによって18歳になればセロに補償金を支払うことでどのチームとでもプロ契約を締結できることとなり、その翌月にはレアル・マドリード、ローマ、ナポリ、マンチェスター・ユナイテッド、ウェスト・ハムが関心を寄せていると報道された。

元パラグアイ・ユース代表であるが、アルゼンチン国籍を所持しており、2011年U-20南米ユースでアルゼンチン代表に鞍替えしている。

A代表ではラモン・ディアス監督の説得により、パラグアイ国籍を選択した。