森岡 亮太
Ryota Morioka

リーガ・エスパニョーラでの活躍とクラシコでの得点を夢見る、久御高出身の軽業師。

フットサルチーム「FCソルセウ」に培ったダブルタッチを屈指したドリブルが見物であるが、もともとはFW出身ということもあり、得点能力やバイタルエリアでのチャンスメイクも得意。プロ入り当初はハードワークを行うためのスタミナ面を課題に挙げられることも多かったが、徐々に改善され、ネガティブトランジションの素早さや執拗なチェックなど、守備面でもチームに貢献できるプレーヤーへ成長した。

2010年にヴィッセル神戸に加入。入団当初は出場機会を得られなかったが、監督が和田昌裕に代わると、その技術を見込まれて大抜擢。リーグ戦最終節にはプロ初アシストを記録した。

繊細なタッチは独特で、「エレガント」と形容するのがぴったり。独自のリズムでボールを裁く。年々シュートへの意識も高まっており、左足でシュートを狙う機会も多い。

2014年8月、ハビエル・アギーレ体制の初陣となる親善試合で初のフル代表招集。代表発表の際には昼寝をしており、クラブスタッフからの招集通知の電話で起床し、よほどテンションが上がったのかそのまま筋トレに向かったという。

2014年10月のブラジル戦では先発出場するもネイマールに4得点を決められ0-4と敗戦。しかし試合後、そのネイマールとユニフォーム交換を行った。

好きな食べ物はうなぎ。頻繁に食事の様子をTwitterに投稿していることから、「うなぎ王子」と呼ぶ声も。