ダヴィデ・サントン
Davide Santon

周囲を驚かす出世速度でA代表入りも果たし、かのモウリーニョも惚れ込んだ天才サイドバック。

10代とは思えぬ1vs1の落ち着いた対応、判断力の高さ。体の入れ方、チェックのタイミングが優秀さをデビュー当初から見せ付け、目立ったミスもないことから08/09シーズンからスタメン入りの機会も得た。

元々はウィングであったが、右サイドバックにコンバートされた。インテルではその右サイドバックもマイコンがいたためにトップチームでは左サイドバックで使われた。この様な経緯もありマルディーニと比較する声も大きい。そのマルディーニのデビュー当時と比べると、攻撃力、スピード、フィジカル面では劣っているが、守備能力に関しては遜色なく、近い将来、世界的な名選手になることは既定路線とも言われている。

また、予てから代表抜擢の噂は飛び交っていたが、2009コンフェデ前にイタリア代表に電撃招集され、そのまま本大会の登録メンバー入りを果たす。

ところが、所属のインテルでは出場機会がなかなか与えられず。10/11シーズン冬には長友と入れ替わる形でチェゼーナへレンタルされ、11/12シーズンにはイングランドのニューカッスルへと放出された。

愛称は“バンビーノ”。