武田 英二郎
Eijiro Takeda

高いボールテクニックと安定したパス捌きで攻撃の起点として活躍できるレフトバック。プロ入り後はその高精度な左足を武器にボランチのポジションで新境地を開いている。

スピードやドリブルの巧さはないが、クレバーなポジショニングと機を見た積極的なオーバーラップで左サイドの攻撃に厚みを加えるプレーが得意。主将としても活躍した青山学院大学時代は数々の得点機を演出した。

小学生の頃は父の仕事の関係もあり、イギリスで5年間テニスをしていたが、中学生からは横浜F・マリノスの下部組織に加入してサッカー漬けの日々に。途中、怪我などもあり、高校卒業後と同時にプロ入りを果たすことはできなかったが、流通経済大学を経て、晴れて2011年に横浜F・マリノスに入団した。

ただ、プロ1年目は公式戦に1試合も出場できず、2年目の2012シーズンからはジェフ千葉、ガイナーレ鳥取、アビスパ福岡と、J2クラブで1年ずつプレー。期限付き移籍ながらいずれのクラブでも結果を残すと、大学4年時に特別指定選手としてプレーした湘南ベルマーレから声がかかり、2015年に完全移籍で加入した。

夢は「日本代表になって海外でプレーする」こと。帰国子女ということもあり英語が上手く、大学も国際政治経済学部国際政治学科だった。

2015年のJリーグ開幕直前にDFからMF登録に変更された。