ジョーイ・バートン
Joseph (Joey) Anthony Barton

リヴァプール近郊の町、ハイトンに生まれ育つ。小さい頃は貧困にあえぎ、父と祖母がいなければ容易にドラッグに手を染めていただろうと語る。

エヴァートン・ユースを経てマンチェスター・シティで02/03シーズンにプロデビュー。シーズン後半には守備的MFとしてレギュラーの地位を確立した。徐々にマンCの中心選手に成長し、相手の攻撃の芽を摘みながら、サイドにパスを振り分けるコンダクターとして才能を証明していった。しかし、同時にピッチ内外であまりにも多くのもめ事を起こすようになり、ついに2007年1月、580万ポンドでニューカッスルに移籍した。

マンC時代にはユースの選手の瞼に煙草を押し付けたり、キャンプ先で暴れて仲裁に入ったR.ダンの骨を折ったり、練習中にU.ダボを殴ったりと悪行の限りを尽くした。また、ニューカッスル移籍後もダボ殴打事件のために（ダボの友人である）シルヴェストルがニューカッスル移籍を拒否している。

ニューカッスルでは怪我が続き、08/09シーズンの降格時もシーズンわずか9試合の出場に終わっている。しかし再昇格した10/11シーズンは中盤のレギュラーに返り咲き。パスの精度と判断を向上させたのと同時に、ファールをした相手に試合後謝罪するなど人間的にも成長を見せた。しかし、2011年8月3日にクラブがバートンを移籍リストに載せたと発表。理由はバートンが自身のツイッターでフロント陣を非難したことが原因だったが、結局11/12シーズンの開幕戦アーセナルとの試合には先発出場した。

ドイツW杯の後には「あんな負け方をしておいて、どの面下げて自伝なんか出すんだ？こんなもん誰が読みたがるんだよ。」とイングランド代表の選手たちを批判した。

公式サイト：http://www.joeybarton.com/