柴崎 岳
Gaku Shibasaki

青森山田高校時代から「超高校級」と騒がれ、高校2年で鹿島アントラーズと契約を結ぶなど、早くから将来を嘱望されるタレント。

抜群のテクニックとパスセンス、さらに戦術眼を兼備し、本職のボランチのみならず右サイドバックでもプレー。加入初年度の2011シーズン終盤には鹿島にとって欠かせない戦力となった。

容姿と反比例する様に闘争心溢れる選手でU-23代表では練習中に金崎と口論をしたり、空中戦の競り合いに日々向上が見られるなど守備面でも評価は高い。

その活躍が認められ、2012年2月にはA代表にも選出された。2012Jリーグアウォーズではベストヤングプレーヤーに選ばれたが、「今年のベストヤングプレーヤー賞に該当する選手は0人だったと思っています」と発言し話題に。

ザッケローニ体制後に代表の指揮官を務めたハビエル・アギーレ氏は「柴崎はワールドクラス。かなり遠いところまで行き着くことができる選手」と絶賛。2015年1月のアジアカップでは準々決勝UAE戦で殊勲の同点ゴールを決めたが、チームはPK戦の末に敗れてしまった。