アントワーヌ・グリーズマン
Antoine Griezmann

フランスU-19～21、フル代表歴を持つサイドアタッカー。2014年W杯メンバー。

モンペリエ・ユース出身でリヨン、オセールらからも興味を示されたというが、レアル・ソシエダのユースへ移籍。2009年9月にトップチーム・デビューを果たした。

左サイドを主戦場とするウイングで、スピード感溢れるドリブルだけでなくセットプレーも担当するなどキックの質も高い。“レアル・ソシエダのワンダーキッド”として、マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールなども興味を示していると報道されたことも。

ソシエダでは1部昇格後も左ウイングのレギュラーを確保。左サイドから精度の高いボールを供給した。その一方で自らターゲット役にもなれる選手で、DFライン裏への抜け出しに加え、意外にも空中戦に強くヘディングも得意としている。また、シュートバリエーションも派手なものを含め実に多彩である。

13-14シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ・リヨン戦1stレグで、見事なボレーシュートを叩き込みチームのUCL本戦進出に見事貢献した。

2014年3月、オランダ戦でフランスフル代表にデビュー。「勝利（2-0）したことがとてもとても嬉しいし、たんさくの感情があった」とその喜びを語った。2014年ブラジル・ワールドカップのメンバー入りも果たし、本大会でインパクトあるプレーを見せつけた。

2014年夏にはアトレティコ・マドリーへと移籍。主にセカンドトップとして起用されると、持ち前のゴールセンスを見つけて、リーグ3位タイとなる22ゴールを叩き出すなど1年目にしてエースに。

ちなみに、ゲームとベッカムが好き。長袖と背番号7を好むのは、ベッカムの大ファンだからだと公言している。