ヴァンサン・アブバカル
Vincent Paté Aboubakar

2010年のワールドカップではシュポ＝モティングとともに大会直前の合宿に突如召集され、23人に残ってみせたカメルーン代表の若手ストライカー。かつてはカメルーンU-20代表のエースとしてフランス語圏競技大会（ジュ・ドゥ・ラ・フランコフォニー）へ出場したことがある。

雑でムラはあるが、柔らかいボールタッチに巧みなシュート技術を持つ才能あふれた点取り屋。前線でボールを収める能力は高く、アクロバティックでトリッキーな選択も時折見せ、ファンタジーも持ち合わせている。

欠点はその圧倒的な身体的才能に見合わない圧倒的な決定力の低さであったが、2013-14シーズンに突如ブレイクを果たし、得点を量産。国内外にその名を知らしめ、FCポルトへのステップアップを果たしている。