アダム・ジョンソン
Adam Johnson

ミドルズブラの下部組織出身MF、イングランド代表経験あり。

イングランド屈指の“若手産出所”であるミドルズブラだが、将来性豊かなタレントをビッグクラブへ供給する運命にある。09/10シーズンも降格に際して、「下部組織の最高傑作」と称されたスチュアート・ダウニングをアストン・ヴィラへ売却したが、彼らがすんなりと放出に踏み切った一因は、間違いなくアダム・ジョンソンという英才の台頭であった。

プレミアリーグでは、スティーヴ・マクマナマンの引退以降、国産の真性ウィンガーが減少していたが、彼の登場はその悪しき現象を打ち砕くだけのインパクトがあった。

少しでもスペースがある限り突破を試み、不可能を可能にするドリブルが彼の最大の魅力。U-21 EURO2009スウェーデン大会では対峙するサイドバックを蹴散らし、そのドリブルでスカンジナビア半島のファン達までも興奮させた。

その後、着実に成長し、09/10シーズン途中に加入したマンチェスター・シティでも秘めたる実力を如何なく発揮。単純にドリブル突破を試みるだけではなく、相手をひきつけたところでのスルーパスも覚え、プレーの幅を増強。

怪我の影響もあり、2010年W杯の本大会メンバー入りはならず。大会終了後にはコンスタントに招集されていたが、2015年3月2日に15歳の少女と淫らな行為をしたとして淫行容疑で逮捕された。

愛称は「Jonno」や「AJ」。