ヨシップ・イリチッチ
Josip Iličič

豪快さと繊細さを持ち合わせた、スロヴェニア代表経験を持つ攻撃的ミッドフィールダー。

190cm前後の長身ながらボールスキルに長け、ドリブル突破やシュートセンスも兼ね備える。また、ボールホルダー時のプレー選択にも安定感があり、完成度の高いプレーヤーと言える。

マリボルでプレーしていた09/10シーズンに、UEFAELのプレーオフでパレルモと対戦し、その試合でゴールを決める活躍を見せると、そのプレーに興味を持ったパレルモによって、翌10/11シーズン夏のメルカートでチームメイトのアルミン・バチノヴィッチと共に引き抜かれてセリエAへ。

（当時）パレルモがトレクアルティスタを2枚並べるクリスマスツリーシステムを敷いていたこともあり、チーム加入直後からポジションを確保。第3節、ホームでのインテル戦でゴールを奪いティフォージの心を掴むと、その後もゴールを重ねて行き、瞬く間にブレイク。ハビエル・パストーレと並びながら、シーズンを通してゲームメイクとフィニッシュワーク両方の役割をこなし、スロベニア代表においても地位を確立していった。