カルロス・カルボネロ
Carlos Mario Carbonero Mancilla

2011年のコパ・リベルタドーレスでベスト8入りしたオンセカルダスの中心メンバー。同年3月にはエルナン・ダリオ・ゴメス体制のコロンビア代表に初招集されデビューを果たしたが、コパ・アメリカのメンバーには選出されなかった。

2011年のリベルタドーレスで知名度を上げて以降、同年夏（南米では冬）にアルゼンチンのエストゥディアンテスへ移籍。翌年からは同アルセナル、2013/14シーズンより名門リーベル・プレートでプレーしている。

ホセ・ペケルマン体制の代表には全く招集されていなかったが、2014年W杯の開幕直前にアルド・レアオ・ラミレスが負傷により離脱すると、代替メンバーとして急遽招集された。

選手としての彼は足元の技術や相手DFとの間の取り方、体の入れ方などに優れるチャンスメイカー。落ち着きを払ったプレーも特徴で、この手のタイプにしてはシュートの精度も高く、攻撃面では完成度の高い選手である。

プレーエリアはトップ下、FW、両サイド。スピードもあるのだがあまり強引な打開は好まず、豊富なアイディアと頼りになるキープ力が生きるのは中央での起用だろう。かつては運動量が少なめの典型的なコロンビア人タイプだったが、リーベルでは右サイドのレギュラーを獲得し献身的な選手へと転身している。