フェリピ・アンデルソン
Felipe Anderson Pereira Gomes

ブラジルU-17,U-20代表経験を持ち、リオ五輪世代のエースと目される攻撃的MF。愛称は「FA7」。

攻撃に関する技術の全てにおいて秀でたものを持つ万能型で、ドリブルして良し、パスして良し、シュートして良しの三拍子が揃ったアタッカー。フィーゴを彷彿とさせる間合いでするすると抜くドリブルに決定的なラストパス、さらには左右両足から何気ないタイミングで放たれるミドルシュートの精度も非常に高く、運動能力を含め総合力ではネイマールに匹敵するといっても過言ではないほどのポテンシャルを持つ。

サントス時代、ネイマールやガンソらとともに活躍を見せた後、2013年夏にラツィオへ移籍。1月の移籍市場ではサントスからのファックスが間に合わず破断に終わっており、ラツィオとしては半年遅れで射止めた意中の選手だった。

セリエAでの1年目となった2013-14シーズンは13試合の出場で無得点に終わったものの、2年目の中盤戦から大爆発。優れたチャンスメークと類まれな決定力でサイドアタッカーとしてスタメンに定着すると、最終的には二桁の10ゴールを記録しチームの3位＆CL出場権獲得に大きく貢献した。