モーリッツ・ライトナー
Moritz Leitner

創造性溢れるアタッキングセンスと高度な技術で、「将来のA代表入りは間違いなし」と大きな期待を寄せられている俊英。

右サイドから中央に切れ込み、そこから様々な閃きでチャンスメークを行うことに長け、かねてからテクニシャンとして名を馳せていたが、1860ミュンヘンでプロデビューしてからは得点感覚やゴールに対する意欲が向上し、よりスケールの大きな選手へと成長しつつある。

ちなみに、その年齢に似合わない堂々たるプレーも特筆に値するが、ピッチ外での態度のでかさも有名で、アクスブルクでチームメイトとな細貝萌は「彼は19歳なんですが、他のチームメートの年齢を全然把握していなくて、僕が「あの選手は何歳なの？」と聞いても興味がない感じ。でも、相手の年齢を知らない割には、その選手に対する態度が横柄というか（笑）」とエピソードを語っている。

17歳の若さで1860ミュンヘンのユースを卒業すると、10/11シーズンの8月に行われたリーグ戦でトップチームデビューを果たし、レギュラーにも定着。その活躍もあり、バイエルンやレヴァークーゼンが獲得に踏み切るのではないかと噂されたが、（来季から合流するという条件付きで）2011年1月にドルトムント加入すること発表。12/13シーズンからはドルトムントに合流し、主にセントラルミッドフィルダーとしてプレー。

2010年度U-19ドイツ代表。U-17まではオーストリア代表を選択していた。