ジョフレイ・コンドグビア
Geoffrey Kondogbia

僅か17歳にしてランスのトップチームにデビューしたフランス期待の若手MF。

フランスのフル代表経験を持つが、ルーツは中央アフリカ。兄のエヴァンス・コンドグビアもベルギーでプレーしているサッカー選手である。

本職はボランチだが、RCランスのトップチームでのデビューはセンターバックだった。なお、その試合で同時にデビューしたのがあのラファエル・ヴァラヌである。

そして、意外なことに今はボランチのコンドグビアがセンターバックで、ヴァラヌの方がボランチをやっていたという……後から考えれば奇特な試合であった。

長身で高さがあり、パワーも十分で左足から繰り出す正確なキックも魅力。若さを感じさせない万能性が武器であり、前線への飛び出しで得点も狙え、レジスタ的な役割もこなせるパスセンスを持ち、さらに身体能力が高くドリブルも出来る、運動量もある。課題はプレーの安定性に尽きる。

12/13シーズンにセビージャへ移籍するとリーガの舞台でもそのスケールの大きなプレーで中核を担いつつあったが、翌シーズンに大型補強を敢行していたモナコが獲得。その移籍金は2000万ユーロ（約25億円）ともいわれている。