ダニー・ローズ
Daniel (Danny) Lee Rose

リーズ・ユナイテッドのアカデミーで育った新鋭。トム・タイウォ、マイケル・ウッズらと同じくチェルシーのユースに引き抜かれそうになったが、これが違法ではないか？ということで若くして有名になった。

度々、ショーン・ライト＝フィリップスと比較されるように、俊敏性と細かいなボールタッチを駆使したドリブル突破を持ち味とするが、プレースキッカーとしての才能もあり、キックの精度も抜群。

2007年にトッテナムに移籍するが、その後しばらくはトップチームに昇格できず我慢の時期を過ごすが、レンタル移籍したワトフォード、ピーターボロでは才能を絶賛され、ユース代表チームでも存在感を発揮。2009年には、怪我をしたダニー・ウェルベックの代役としてU-21ヨーロッパ選手権にも参加した。

2010年4月のノースロンドン・ダービーでトップチームにデビュー。本人も驚いたという先発起用だったが、CKのこぼれ球を左足のボレーで叩き込み、先制点をゲット。さらに右ウィングの位置で攻守にそつのないプレーを見せ、自らのデビュー戦をスーパーゴールと歴史的な勝利（トッテナムにとって、1999年以来の対アーセナル戦勝利）で飾った。

10/11シーズンからはローンでブリストル・シティに加入。当シーズンのU-21の代表戦では1.5列目で起用されたほか、12/13シーズンのローン先のサンダーランドでは今度はDF(サイドバック)登録になるとサイドバックとして覚醒した。