川西 翔太
Syota Kawanishi

スピードを生かしたプレーと思い切りの良いシュートが特徴のFW。

得点力が豊かな選手であるが、大学時代にはトップ下やサイドハーフを経験しているように、チャンスメーカーとしての能力も兼備。あらゆるプレーをソツなくこなせる能力はガンバ大阪時代のチームメイトである橋本英郎をして「苦手なプレーが見つからない」と言わしめたほどである。

青森山田高でインターハイ制覇を経験し、2007年に大阪体育大へ進学。2011年にガンバ大阪に入団した。ただ、ガンバでは大学時代からの持ち味が、悪い意味で抜けきらず。2014年に期限付き移籍したモンテディオ山形でも、前半戦はやや利己的なプレーが目立った。

しかしシーズン途中、3-4-2-1へのシステム変更に伴い1トップのシャドーに定着してから開眼。攻撃で持ち前の多彩な能力を発揮するとともに、守備にも走り回るチームプレーヤーへと成長。終盤戦の追い上げに大きく貢献し、勢いに乗ったチームは昇格プレーオフを勝ち抜いて4年ぶりとなるJ1への切符を勝ち取った。

 2015年、三冠を制したガンバへの復帰も噂されたが、山形への完全移籍を選択している。