アンドレア・ラッザリ
Andrea Lazzari

アタランタ・プリマヴェーラで育成された、イタリア代表クラスのミッドフィールダー。

攻撃センスが魅力で、デビュー直後はボールホルダー時の判断に課題を残していたが、経験を積むごとに改善され完成度の高いプレーヤーへと成長した。

03/04シーズンにアタランタでトップデビューすると、04/05シーズンには早くもセリエAデビューを果たし32試合に出場し1ゴールの成績を残す。この当時は主にトレクアルティスタやセコンダ・プンタとして起用された。また、このシーズンのコッパ・イタリアではユヴェントスを相手にトリプレッタを記録し一躍注目を浴びた。その後はチェゼーナ、ピアチェンツァ、グロッセートと渡り歩き、特にグロッセートではセリエBが舞台とはいえ、シーズン40試合9ゴールと確かな成長の跡を見せた。

08/09シーズンに入り、セリエAのカリアリへ加入すると、役割はトレクアルティスタからクルソーレへと変わっていったが、安定したパフォーマンスを披露し、2010年8月6日にはコートジボワール戦へ向けたイタリア代表のメンバーに招集されるまでになった。