ティボー・クルトワ
Thibaut Nicolas Marc Courtois

ベルギー現地メディアから「将来のベルギー代表のゴールマウスはクルトワで決まり」との賛辞を受けるほどの期待を背負う、才能高き守護神。

コーディネーション、敏捷性、レスポンスに優れ、キャッチング、ブレイクアウェイも正確。また、バックパスの処理も落ち着いているように足元のレベルもなかなかのもの。コーチングの積極性、（リスクの高いボールに対して）キャッチング以外を選択する意識が高まれば、欧州でもトップクラスのゴールキーパーになれる素質を秘めている。

ヘンクの下部組織からトップチームへ昇格後、08/09シーズン後半戦にプロデビュー。09/10シーズンから徐々に出場機会を掴み、10/11シーズンからは正GKの座を獲得。チームの躍進と共にその名を知らしめ、「マンチェスター・ユナイテッドが関心を持っている」と言われるまでに成長したが、結局チェルシーへの移籍が決定。その後、すぐにデ･ヘアの抜けたアトレティコにレンタルされたが、開幕戦からスタメンの座を確保。不安定な守備陣の穴を埋める活躍を見せた。

13/14シーズン、アトレティコ・マドリーのリーグ制覇に大きく貢献。
第35節のバレンシア戦で1-0と勝利し、弱冠22歳にして自身100度目のクリーンシートを達成した。