エンバイ・ニアング
M'Baye Babacar Niang

10/11シーズン、後半戦のカーンに颯爽と現れた弱冠17歳のストライカー。デビュー戦でいきなり得点をあげると、7試合で3ゴールを上げる大活躍を見せてチームを残留に導いた。

血筋はセネガルだが、フランスで生まれU-16、U-17代表チームで活躍。10代にして非常に完成された体格を持っている。

若くして出てくる選手にありがちな一芸タイプではないのだが、豊かなスピードに加えて高さもありドリブルの技術を持っていて、シュートもパスも上手く、冷静なプレーが出来る。そういう意味でも若くして比較的完成度が高い選手と言える。

2012年夏にイタリアで無免許運転で捕まったが、その際の職務質問に対して「僕はトラオレ」と供述したとして問題になった（トラオレの車を借りたことに遠因があるのだが、本人はこの発言を否定している）。

12/13シーズンのミランでは、シーズン途中に3トップの右ポジションを確保。球離れの悪さは見られるものの、迫力あるドリブル突破やクロス。プレースキックでのチャンスメイクなど素質の高さを伺わせた。「バロテッリ2世」と呼ばれているが、ミランではレンタルに出されることも多く中々ブレイクできていない。