野津田 岳人
Gakuto Notsuda

リオ五輪日本代表候補で、“中田英寿2世”と言われる期待のMF。

まだ高3でサンフレッチェ広島ユースに在籍していた2012年開幕前のキャンプで評価を高め、急遽2種登録されて開幕ベンチ入りすると、第2節清水エスパルス戦で途中出場しプロデビュー。翌年、トップ昇格を果たした。

利き足は左だが体格、顔付き、姿勢の良いフォームから放たれる強烈なキック、視野の広いプレースタイル、技術以上に冷静な判断力と自分が何をすべきかを心得ている点が“中田英寿2世”と言われる所以だ。U-19代表では左サイドで起用されたがスピード、突破力にはやや乏しいため、トップ下もしくは攻撃的な役割のボランチが最適のポジションと言えるだろう。

小学生時代、当時広島に在籍していた佐藤寿人がクラブの地域活動の一環として給食を食べに来校。野津田は佐藤の隣の席に座り、憧れの選手に熱心に質問をしたんだとか。後にユースへ進みトップチームに昇格した際、佐藤もその時のことを覚えていたという。