ポール・ポグバ
Paul Labile Pogba

大柄で強靭な肉体をもち攻守両面に活躍できるセンターハーフ。

ギニア出身の両親をもちフランスに生まれ、フランスU-16～U-18代表歴をもつ。10代半ばにして列強のビッグクラブから狙われた存在で16歳にしてマンチェスター・ユナイテッドと契約。ルアーヴルからの強引な引き抜きは両クラブ間に亀裂を起こした。アカデミーレベルを超えたミドルシュート、長い足をいかしたボール扱いとパトリック・ヴィエラやポール・スコールズの後継と言われていた。

12/13シーズン夏、マンチェスター・ユナイテッドとの契約を更新せず、フリートランスファーでユヴェントスへ加入。クラブからは背番号6を与えられ大きな期待を受けると、セリエA4節キエーヴォ戦で、温存したピルロの代役としてレジスタのポジションでスタメン出場した。

プレースタイルは、年齢に見合わぬ冷静さとシンプルなプレーを持ち合わせ、一撃必殺のキラーパスを見せるシーンは少ないが、テンポよく簡単にボールを捌いてリズムを作る。また身体能力を活かした空中戦や、懐の深いボールキープ、確かなボールスキルも持ち味。それでいてピッチ上での闘争心も兼備し、ミドルシュートでチームを救うことも可能など、スケールの大きさは間違いない。

ただし、一定のパフォーマンスを見せられた攻撃面や対人守備に比べ、組織的な守備の部分では改善の余地があるとされている。

フロランタン、マティアスと双子の兄がおり、どちらもプロサッカー選手。ただし、ポールは生まれ故郷のフランス代表、兄二人はルーツのギニア代表を選択している。