ボールを呼び込む動きに優れたFW。特にクロスに対して強く、ゴール前での勝負強さは特別指定時代(2012年8月~)からプロでも通用するところを見せていた。 試合の終盤でも見せる守備への献身さからも伺えるように、性格は至って真面目。またワントップで起用された際にはポストワークも器用にこなす。栃木ではチームの戦術でもあったハイプレスも献身的に行い、守備面でも大きく貢献した。 たとえ90分間持たなかったとしても、最初からいけるところまで全力でプレーし続ける点、ゴール前への飛び込みや、相手の背後を取るプレーがストロングポイントで、自信を持っていると語る。 2011年ユニバーシアードの日本代表優勝メンバー。桐光学園から筑波大を経て清水エスパルスに入団という経歴は藤本淳吾と同じ。 2014年シーズン、清水からの1年契約のレンタルで栃木に加入しエースとして活躍していたが、シーズン途中の8月に清水へ復帰する。これは栃木のチームやサポーターにとっても大きな打撃となったが、なぜこのような事態になったかというと、瀬沼は23歳以下の育成枠のレンタルで加入していたため、清水が戻したいと言えば返さなければならない状況にあったとのこと。実際に大榎監督が瀬沼を戦力として戻したいと考えたことにより、シーズン半ばでの清水復帰という流れになった。
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