宮阪 政樹
Masaki Miyasaka

豊富な運動量と正確な右足を兼ね備えた小柄なボランチ。

相手との間合いを計った的確なプレッシングで中盤のフィルター役として機能。また、セットプレーで曲げて落とすボールや無回転のボールを使い分けるなどキックの精度が非常に高く、パサーとしての展開力もある。

元々はFC東京の下部組織出身で、ユース時代には大竹、椋原、権田らとプレーしていたが、そのままトップチームには上がらず、明治大学へ進学。この決断は功を奏し、1年時からリーグ戦に出場すると急成長。それまではロングキックだけに頼るような選手だったが、プレーのバリエーションとともに判断力が向上し、4年時にはキャプテンも務めた。2011年のユニバーシアードにおいてもキャプテンとして優勝を経験している。

2012年にモンテディオ山形へ加入。開幕からボランチのレギュラーを獲得すると、ボール奪取力に加えてプレースキッカーとしても活躍。1年目からJ2屈指のボランチという評価を手にする。

2年目は一転して控えに回ることが多くなったが、3年目の2014シーズン、石崎信弘監督のもと副将を任され再びポジションを奪取。結果、チームで唯一全42試合に先発出場を果たし、山形を4年ぶりのJ1へと導いた。なお、シーズン終了後にクラブとの契約を更新している。

なお、性格は非常にマイペースであるらしい。