アデル・ターラブ
Adel Taarabt

超わがままなドリブル突貫小僧。かつてのクリスチアーノ・ロナウドと同等、もしくはそれ以上にボールを持ちすぎることもあるほど。

プレースタイルは非常に効率が悪いが、ボールテクニックがずば抜けていることは確か。ボールタッチは“マジシャン”の異名に違わず、フリーでボールを受けられれば一気に加速して相手を揺さぶり、強烈なミドルシュートを叩き込む。また、高いキック精度やパスセンスも備え、サイドチェンジやスルーパスもお手の物。

さらに、決定力もあることから、10/11シーズンに所属したQPRでは「このリーグにターラブを止められる選手は存在しない」と言われるほどの存在感を放ち大ブレイク。リーグMVPに選出され、チームのプレミアシップ昇格に大きく貢献した。

ちなみにビッグマウスでも有名でトッテナム時代、「俺はマドリーかバルサに相応しい選手。この2クラブが俺に興味を持っているのも知っている」と豪語する傍若無人を発揮し、チームに馴染めなかった。

13/14シーズン冬のメルカートでミランへ移籍。「自分はモロッコのバロテッリ」と発言し、自分には才能があるとも語り、実際にミランデビューとなった第23節、敵地でのナポリ戦でいきなりゴールを叩き込んでみせた。