オジェニー・オナジ
Ogenyi Eddy Onazi

2009年のU-17W杯で準優勝したナイジェリア代表のボランチ。

小柄で機動力に優れながらも、中盤でパワフルに戦い、相手の攻撃の芽を摘むファイター。攻撃に出ても切れ味鋭いドリブルを見せるほか、パスで散らすこともできる。

2013年アフリカネイションズカップでは、招集から間もなかったが中心選手として活躍。サイドバック、ボランチ、時にはトップ下と様々なところで実力を発揮した。また、大会前にカタルーニャ選抜と戦った準備試合では、肘打ちでプジョルを流血させている。

2014年5月には故郷のジョスで自爆テロに遭遇し、辛うじて難を逃れたことで話題になった。彼がわずか15～20分前まで滞在していたメインマーケットで爆発が起こり、118名が死亡している。

2014年ワールドカップ前には八百長スキャンダルに巻き込まれ、自身のツイッターで事実関係を否定した。ナイジェリアで八百長の斡旋をしているというジャーナリストがメディアのインタビューに答えている最中にオナジに電話をかけて呼び出そうとしたことが発端となったものである。