ヤニック・カラスコ
Yannick Ferreira Carrasco

ゲンクの下部組織で育成され、ベルギーU-19代表経験を持つアタッカー。

2010年にモナコの下部組織に引き抜かれ、12/13シーズンにトップチームデビュー。第1節のトゥール戦でいきなり直接FKを決めて初ゴールをあげた。その後は若くしてモナコの中心選手となり、オカンポスやディラール、ジェルマンとともに1部昇格に貢献。高い評価を受け、ビッグクラブへの移籍も噂された。

判断力にやや課題はあるものの、非常に果敢なドリブル突破と高いキックの精度を併せ持っており、クロスの精度も高い。

テクニックは全般的にかなり高く、トラップの柔らかさも芸術の域に達している。大柄ながら非常に足元が俊敏で、彼の突破だけを見ていても楽しめるほどだ。

2015年夏にアトレティコ・マドリーへと移籍。1時間近くファンにサインや写真撮影をしたことが話題になった。また、移籍後初のインタビューでは流暢なスペイン語を披露。父親がポルトガル人、母親がスペイン人だそうで、その影響だろう。