ドメニコ・ベラルディ
Domenico Berardi

サッスオーロ・プリマヴェーラ出身で、イタリアU-19やU-21代表経験を持つテクニシャン。高いボールスキルによるドリブル突破やキープのほか、抜群の精度と威力を誇る左足から繰り出されるキックを武器に、流れの中からでもプレースキックからでもゴールを狙うことができる。

前線であればウイングのポジションや、2TOPの一角の場合はセコンダ・プンタとしてなど左右中央問わず幅広くがプレー可能。

15歳の学生時代、地元でフットサルを楽しんでいたところサッスオーロのスカウトの目に留まりチームに誘われ、トライアウトの末に下部組織へ入団したという。その後順調に成長しプロ1年目となった12/13シーズン、当時18歳ながらセリエBのサッスオーロにて37試合に出場11ゴール6アシストをマークした。その活躍は国内外のビッグクラブの注目を集め、そのシーズン終了後にユヴェントスが保有権の半分を獲得した。

ポテンシャルの高さは疑いようがないが、かつて神童や怪物と呼ばれたカッサーノ、バロテッリらと同様に試合中に相手選手と衝突してしまったり、イタリアU-19代表時代には遠征の予定を忘れ寝坊しすっぽかすなどして、無断欠席による出場停止を科されるなど問題の多さも指摘されている。