ジェイミー・ヴァーディ
Jamie Richard Vardy

8部リーグから這い上がり、イングランド代表にまで上り詰めた“成り上がり”FW。

もとはシェフィールド・ウェンズデイの下部組織出身だが、16歳だった2002年に体が小さすぎるとして放出された。その後、地元のノンリーグチームのユースで成長しトップチームで活躍。徐々に名前が知れ渡り、2012年夏にはレスター・シティ入りを果たした。

スピードに乗ったドリブルを得意とする一方で、運動量があり攻守に働ける労働者タイプのフォワード。両足も使える。そのために両サイドでも起用されるが、シュート意識はかなり高くどこからでもゴールを狙っていく姿勢を持つ。また、少ないチャンスを決め切る決定力にも磨きがかかっている。

2015-16シーズン開幕時にはアジア人への差別発言が問題になった。しかし、シーズンでは得点を量産し一躍イングランド代表にノミネートされブレイク。2015年11月、プレミアリーグで11試合連続ゴールという新記録を樹立した。

自らと同じようにノンリーグでプレーする選手たちにチャンスを与えるアカデミー『V9』の設立も決定している。ノンリーグ時代は医療用の副木を作成する技師として働いていた。