ヘスス・ナバス
Jesús Navas González

05/06シーズンに閃光の如く現れたサイドアタッカー。

一目するだけでわかる程、小柄でひょろひょろとした体格だが、フィジカルには長けており、抜群のスピード、スタミナ、ミドルシュート、と技術だけでなく運動能力全般においても最高水準をもつスペイン屈指のサイドアタッカー。また、そのクロスは精度、種類、質のあらゆる面でワールドクラスにあり、テクニシャン揃いのリーガエスパニョーラにおいても際立つレベルにある。

しかしながら、精神的に脆く、ホームシックにかかってしまうため長期間故郷を離れることが困難であった。その為、アーセナルも獲得を断念したが、その後ホームシックや鬱病を克服。完全に病を克服したというわけではないようだが、2009年ついに代表へ定着を果たす。2010年ワールドカップでは期待されたものの、やや低調に終わる。（優勝を決める決勝ゴールには絡んだが）

100メートルを10.8秒で走った記録をもち、ナバス曰く「僕についてこれた唯一の相手はロベルト・カルロスだった」。また、セビージャ時代には最高速度で走り過ぎてランニングマシンが壊れてしまったというエピソードを自ら披露したことも。

2016-17シーズン、シティで右サイドバックとしても起用。